◆能登半島地震の富山から



2007年03月26日(Mon)
◆能登半島地震の富山から
25日は、先日亡くなられた叔母さんの四十九日の法事があった。

一緒に行くことになっている叔父さん夫婦を自宅へ迎えにいく。叔父さん宅から出てまもなく、四代目1444(ボルボ旧V70)が強風であおられた感じで不自然な走行になった。

とっさに周りの並木を見るが、強風が吹いている気配はない。
「おかしいな?」

そして、三叉路としても一方が脇道的なところに設置されている信号の電気が消えていた。が、その向こうの国道と交差する信号は点いていた。

「ここの信号が消えている」

「この信号は近くの小学校の通学のための信号。だから終業式を終えた今、消してあるんだろ」

と、この場所ではないが、昔、ボランティアで緑のおじさんをしていた叔父さんの説明に納得した。

煽られているような不自然な走行が続く。

風のせいではないとすると、「ナットが緩んでホイールがぐらついているのかな?」と思った。先日、カーショップで冬タイヤから夏タイヤに変えたばかりだからだ。昔、フェアレディ280Tに乗っていたとき、タイヤショップでタイヤ交換後、ホイールがぐらついているのを知らないで走った経験がある。

んで、「ホイールのぐらつき位なら、目的地まで持つやろ。そこで点検しよ」と考えながら走った。

結局、国道に出るまでに、正常な走行に戻ったので「道路の路面状況が悪かったんだ」ということに落ち着いた。


法事が行われる従兄弟の家に着く。

玄関の戸を開けた途端

「ちょっとさっき、地震があったっ!!!」

という声に出迎えられた。

「何時?何処で?」

キョトンとする我々。

「震度5だってっ」

担がれているのかとも思ったが、人を担ぐような冗談をいう人達ではない。それに、そこにいる皆の話題は地震の話ばかりだ。

毎日のように微震がある関東地方と違い、ここ富山県は本当に地震のないところなので、震度2位の小規模な地震でも驚いてしまう。

それが、いきなり震度5なんて・・・。
それに、自分たちは、地震を感じていないので俄かに信じられない。

テレビを付ける。
能登半島沖地震を報じていた。ここ富山県も震度5だということだった。


ようやく

「能町のほうの道路が悪いんでもなく、強風に煽られたのでもなく、ホイールがグラついていたのでもなく、不自然な走行の原因は、地震だったんだぁ」と気付いた。

一部の信号が消えていたのも、終業式が終わり学童が春休みに入ったから消されたのではなく、停電したんだぁ、、、と(一同、爆笑)


「走行中に地震に遭遇したら、路肩の安全なところに停車したほうがいい」と、よく言われているが、それは机上論だと思った。

今まで地震らしい地震がなかった地域にいる者って、まず「地震時の走行状態って、どのようになるのか?まるっきしわかってないし、また異常な揺れを感じたって、頭の片隅にでさえ地震が原因とは思わない、浮かばない」からだ。

もっとも、異常を感じた時に、すぐに路肩に停車すればいいのかもしれないけど、人間心理、ドライバー心理として、原因がわかんなく何時まで目的地に行かなくては、、という状況で、すぐに停まる気持ちになれるものじゃない。実際、そのときに路肩に停めた車はいなかった。

これで、地震時の走行状態を体験したから、路肩に停めようという気持ちになるだろう。そして、私は走行中、原則ラジオもなんにも点けないで、エンジン音を聞いているだけなので、「せめて、ラジオくらいボリュームを小さくして聞いているべきかな?」とも思わされた。

あの時が地震だと知り、自宅に一人になっている高一のクマコが、パニックになってやしないかと少しばかり心配になり、思わず携帯からかけようとしたが、通話制限になっていて通話不能。固定電話を借りて様子を探る。まず起きているかどうかも気になるが(笑)

電話に出たクマコは
「安眠を邪魔された」と、いつもと変わらない声の調子だったので、自宅に異常がないということを察した。「クマヨメが、まもなく自宅に着くからな」と、心細くならないように言葉を添えて電話を切った。


昨晩から、「会社のレザー商品がどのようになっているか?」と心配しながら今日26日に出社したが、いくつかの商品が棚から落ちていた程度でホッとした。そして、ここ富山県射水市での余震は、現在までに3〜4回程度来ている。余震は、最大でも震度3程度以内に収まっている。

そして富山県において、震度5以上の地震は77年振りとのことだった。

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末筆となりましたが

このたびの能登半島地震により、被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。


そして、弊社へお見舞いの心配りをいただきました皆様へ、心より御礼申し上げます。

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