◆味と陶器にとろける山奥の蕎麦屋「喬屋」



2007年07月06日(Fri)
◆味と陶器にとろける山奥の蕎麦屋「喬屋」
前日のチェックイン時から、駐車場に置いたボルボ旧V70(四代目1444)のスモールを点けっ放しにしてしまい、翌日、上がったバッテリをホテルのフロントに助けてもらい、なんとかエンジンを始動させたドジをやらかしたのは7月1日だった。

エンジンがかかった後、蕎麦を食べに行くのにカーナビに蕎麦屋さんの電話番号を入力した。

「該当無し」

つれない返事が返ってきたので、住所を入力。なんとかガイドしてくれるという。

試しに、au携帯の助手席ナビに電話番号を入力しても、もちろん無し。住所を入力しても「該当無し」だった。

「おいおい、お前に通信機能が付いているんだろう。住所入力の場合は、該当する地域を表示しろよ」と、au携帯の助手席ナビに突っ込みかかったが、根が温厚なのでソーっとしておいた。


目指すは、金沢大学を超えた山間部の集落にあるという「喬屋」という蕎麦屋さんだ。画面に表示しているコースと違ったところを右折とか指示してきて「どっちなんだっ」と突っ込みたくなるカーナビにからかわれながらも、どんどん山の中を分け入っていく。

こんな山奥に人が住んでいるんかい?と思ってしまうくらいだ。ほんとに蕎麦屋さんがあるのかと心配になってもくる。なんでも医王山(いおうぜん)の麓というところだそうである。

手書きの案内板を見つけた。ナビを見ながら来ているとはいえ、案内板がなければ通り過ぎていたかもしれない。

案内板の先は、 まさか、対向車とも擦れ違えない一車線、それもいかにも山の中の舗装道路?集落の生活道路だから「すみませ〜ん、おじゃましますぅ」と言ってしまいそうになる。


「蕎麦 喬屋」は農村の民家だった。お店の前に数台の駐車スペースがあるが、車の幅くらいの狭い急坂を上りきった道路沿いの草むらも駐車場になっている。

その草むらに車を停めることにするが、エンジンを切るのが怖かった。バッテリを上げ、ここまでエアコンもかけずに充電優先で来たが、もしバッテリが弱くなっていれば、一旦エンジンを切ればまたかからなくなる恐れがあるからだ。

だから、またエンジンがかからなくなった場合に、バッテリの傍に他の車を寄せやすいようにして車を停めた。ブースターケーブルが繋ぎやすいように(汗)。


親戚の農家に遊びにきた気分になる。一階には8畳ほどの広さの畳み部屋が6室。二階も客室だという。

「ざるそば膳」を注文する。
ご飯は玄米だった。美味しかった。

注文品が運ばれてくる間、部屋にある陶器や古道具、アクセサリーなどを観る。陶器の色合いは私好みだ。



その内の一つを衝動買いしてしまった。

上にゴールドの鳥がいる小さい部分が香炉、その下のお椀みたいのを取るとお雛様が現れるというものだ。そのお椀みたいのだって、ひっくりかえせば花を飾る器になるという。全体で高さ15cm位かなぁ。

とにかく色合いがいいっ!なごむ。
瀬戸の木本雄二氏の作品とのことだ。



他にも沢山物欲をそそるものがあったが、今日はこれ一つだけで我慢した(^ ^)

美味しく、の〜んびり和めた蕎麦屋さんだった。
隠れ家というか、親戚というか実家に帰るみたいに、また寄らせてもらおうと思った。


草むら駐車場で、ボルボ旧V70(四代目1444)のドアをリモコンキーで開けることができた。ということは、バッテリは回復していそうだ。エンジンもかかってくれた。

帰りも、道路を知らないのかカーナビにからかわれながら自宅に帰った。カーナビの言うとおりにしていたら、完全に遠回りさせられるところだった。

もう少し道覚えろよ、カーナビよ(笑)